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001高校受験の基礎知識 アーカイブ

2011年01月27日

公立、私立、国立高校の違い

高校受験にあたり、まず高校の種類について見てみましょう。
高校には3種類あり、公立、私立、国立とありますが、その違いはどこにあるのでしょうか。

公立高校と言うのは、都道府県や市町村が設立・運営している学校を指します。
全国の70%以上の高校生は、公立高校に属していると言われています。
学校運営の費用は、設立・運営している地方公共団体の予算で決められます。
簡単に言えば、税金で運営しているので、私立高校にくらべて学費が少ないのが特長です。
また、住んでいる場所によって、受験出来る高校が制限されています。
但し、全国的には学区範囲を広げると方向に進んでいるようです。

私立高校は、個人や団体が設置した高校です。
学校創立者の精神や、宗教等にもとづいているのが特長で、学校が個々に個性豊な教育を提供しています。
学校経営は生徒の授業料が充てられるため、学費は公立より高くなってしまいます。
私立高校は、特色ある学科が新設されており、公立高校では取得出来ない資格や免許が取れたりします。

大学進学に力を入れている高校や学科の場合は、大学進学向けの特殊カリキュラムを組んでいたりします。
本格的な学校では、予備校の授業を衛星中継したり、外部予備校講師を呼んで特別講習を行うケースもあります。
そのため、公立高校より数段上の教育サービスが受けられるようです。

尚、国立高校はそのほとんどが、国立大学の附属高校です。
いずれも、平均的な教育環境を整えています。
また、進学実績も高く入試グレードも高い高校が揃っているのが特長です。

入試の種類とは?

高校受験にあたり、どのような受験方法があるのでしょうか。
まず、推薦入試は誰で出来るものではありませんが、出来ればこの方式で受験したいものです。
各中学の学校長の推薦を受けるものであり、通常の学力テストを行わずに、調査書との面接等によって合否が決まります。
合否基準は公にはされておらず、各高校で独自に決められています。
さらに、適性診断や学力テストという名目で、入試を実施されている高校の中には、面接を重視しているところもあります。
また、推薦入試は学力の評価だけでなく、運動や芸術に優れた学生を推薦対象とします。

一般入試は、学力をテストするものであり、大半の生徒が受験する方式です。
入試当日の学力診断と、出身中学の調査書をベースとして合否が決まります。
学力診断と調査書の評価を総合評価しますが、学力診断と調査書のウエイト配分は、公にされていません。
また、入試科目や配点等も各高校によって、傾斜配点を行なっているケースも増えています。
そのため、入試内容だけなく配点方式についても、色々と調べてみることが大切です。

入試では、その採点方式も様々です。
相関方法、加算方法、総合方法など色々ありますので、自分がどのような採点をされているのかは分かりません。
しかし、調査書の評点で足切りする県や高校もあるため、調査書が重視されても大丈夫なように、中学入学からすでに高校受験が始まっているものと意識しながら生活する

面接試験とは?

高校入試で避けて通れないものが、面接試験です。
殆どの高校では、この面接試験をは必ず実施されます。
最近では一般入試で、面接試験を重視する高校も増えてきています。

高校入試ではで面接テストが占めるウエイトは、小さいとされてきましたが、面接試験で極端な発言や、不適格とみなされるような言動を取ると不合格になってしまいます。
さらに、学力テストの点数に影響するケースもあり、学力テストの点数がボーダーラインにあった場合は面接試験での印象が大きく左右してきます。
そのため、少しでも合格へ近づくためには、面接試験における心構えを覚えておく必要があります。

まず、面接会場へ入る場合は、ドアのノックと開け閉めを静かに、かつ乱暴な開け閉めをしないようにしましょう。
それから、丁寧にゆっくりと挨拶して、着席します。
この時、面接官が「どうぞ」を言ってから座るのが基本です。
また、服装と髪型にも留意しなければならず、高校の校則を違反するような生徒は面接で落としてしまいます。

さらに、気を付けたいのが言葉づかいです。
流行語や友達言葉は禁句ですので、学校や塾の先生、或いは近所の人との会話ではしっかりと丁寧語を話すようにして下さい。
また、ありがちなのが「お母さんが」や「お父さん」という表現です。
これは「母が」「父が」と表現するのが常識ですので、普段から意識しておきたい表現です。
尚、返事をする際は、はっきりとした言葉で「はい」「いいえ」と元気良く言いましょう。

偏差値とは何か?

公立高校の受験では、以前昔ほど偏差値という言葉は使用されていません。
しかし、塾や模擬試験会場で模試を受ける必ず偏差値という言葉が出てきます。
さて、偏差値とは一体何でしょうか。

例えば、前回の模擬試験より社会や数学が15点アップしたとしましょう。
これは、学力が伸びたと言って良いものでしょうか。
答えは、ノーです。
もし、模擬試験が易しかったなら、自分自身の点数がアップするのは当然です。
そのため、試験ごとの点数を単純に比較してはいけません。
そこで、使用されるのが偏差値です。
試験問題が易しくても難しくても、ある基準に沿って点数に関係無く評価してくれます。
そのため、ある程度適正に自分の学力のアップ・ダウンを評価出来るようになります。

もし、偏差値を使用しないとどうなるでしょうか。
平均点で評価した場合、自分自身が平均より上か下かというのは分ります。
しかし、平均点を基準に考えた場合は、平均点から10点上という情報しかありません。
そのめ、平均より良かったから学力が伸びたという形では、一概に評価出来ないのです、
偏差値での評価なら、全体の学生の内、どの程度に位置しているか、その分布の割合も分かります。

偏差値は、自分の学力を測る重要な指標でもあります。
特に、志望高校への入学を希望するなら、その高校のボーダーラインとなる偏差値に少しでも近づけるような勉強が必要になります。
その意味では、得点よりもむしろ偏差値による学力向上策が重要になってくるのです。

偏差値を上げる方法とは?

高校入試に向けた勉強は、本当に大変なものです。
例えば、偏差値が10以上ある学校に行きたいがために、毎日一所懸命勉強している生徒もいます。
しかし、思い通りに偏差値が上がらず、焦ってしまってばかりというケースも少なからずあります。
そのため、どうしたら偏差値が上がるのでしょうか。

夏休みや冬休みのような、長期休暇ではダラダラしがちになります。
そこで、少しずつでも「ここだけを出来るようにする」という目的を設定します。
その上で、自分自身のペースで勉強してみること、徐々に偏差値は上がっていきます。

また、もっと根本的な方法として、脳を鍛え直すという方法もあります。
これは、朝起きてから5分程度で解ける問題をやってみる方法です。
一気に脳が活性化されるだけなく、問題に対する対応力が付きますし、実際の本番でも問題に対して驚かなくなります。

さらに、納豆を食べるのと脳に良いそうです。
頭の栄養素として人気が高いDHAが含まれているので、受験時に摂取すると脳がスッキリした感じになるそうです。
実際にこの方法で、偏差値が上がったという声もあるので、是非試してみてはいかがでしょうか。

偏差値を上げるのは、とても容易なことではありません。
少し長い目で見る必要があるため、1ヶ月や2ヶ月といった短期間での施策はありません。
だからこそ、付け焼刃的なやり方ではなく、高校受験に対する素地を作るものだと割り切って、毎日をしっかりと過ごすことが大切だと言えます。

高校受験に係わる内申

高校受験は、中学校卒業者の約97%が受験します。
大半の生徒が受験するため、毎年変わりない傾向のようにも見えます。
しかし、実際には入学者間や学校間での学力格差が著しくなっていると言われています。

地方では公立校が上、私立校が下と言うように見られがちです。
これに対し、首都圏では国立と私立の上位、公立と私立の中位、公立と私立の下位、といった形で分かれています。
しかも、国立と私立の上位間では激しい競争が繰り広げられており、優秀な学生の奪い合いとなっています。
そのため、受験に勝ち残った生徒は、ほぼ全員が有名大学に行ってしまいます。

こうした状況の中、高校を厳選するのにあたり、どういう高校生活を送りたいか、或いはどういう大学に進学したいかを考えておくことが重要です。
難関大学の人気は依然として高く、大学進学に重点を置いて高校受験する場合は、進学対策に比重を置いた高校を厳選しなければなりません。

さらに、入試には一般入試と推薦入試の2つがあります。
一般入試は学力と内申書をで合否が決まるのに対し、推薦入試は内申書や学校外活動実績等で合否が決まります、
公立高校の一般入試では、中学校の内申書が大きなウェイトを占めますをもちます。
これに対し、私立高校の一般入試は内申書や内申点のウェイトは高くありません。
そのため、どんな高校生活を送りたいかを考えながら、中学時代を過ごすことが重要になります。
もし、公立高校を目指すなら、中学1年生から学力向上に努めていく必要があるのです。

内申を上げる方法とは?

高校受験の中でも、かなり気になってしまうのが内申点です。
学力の向上は、勉強した分だけアップしますが、内申点を上げる確実な方法というものはありません。
しかし、様々な受験生や教師から聞こえてくる話しを纏めてみました。

まずは、学校の授業をしっかりと受ける事が基本です。
もちろん、授業中の居眠りや私語は内申を下げる恐れがあります。
また、校内行事やボランティア活動に積極的に参加する事ことで、内申を上げることが出来ます。

例えば、部活動で県大会優勝するという実績は、内申に影響を与えるでしょうか。
これは、全員が達成出来る事では有りませんので、あまり影響を与えないと考えられています。
しかし、生徒会長や副会長の役割を担った場合は、学校活動を積極的に行っていると捉えられるため、内申に影響すると考えられています。

つまり、何もせずにいると内申を上げる機会を失ってしまいます。
そのため、受験シーズン前までに少しでも良いので、学校行事や活動に1つでも参加しておくことが大切です。
尚、先生によってはそういったことを踏まえて、生徒に何か役割を持たせるケースもあります。

事例に見る高校受験の内容

高校受験を終えた先輩達は、実際にどのような勉強をしてきたのでしょうか。
ここでは、その一例に触れてみましょう。

塾と自宅学習の両方による勉強が、中心の学生のケースです。
塾の先生からは、志望校にも大丈夫な成績だと言ってくれても、学校の先生からはより確実に合格させたいと思いから「厳しい」という評価を貰うことがあったようです。
そのため、塾での勉強時間を含めると毎日5時間は勉強していたとのことです。
しかも、日曜日等は朝から長い間塾に居るような生活が続いていたので、かなり勉強漬けの毎日だったことが分かります。

また、勉強する際には参考書を利用しますが、参考書にも分からない内容がある場合は、塾の先生に説明して貰うと効果的とのことです。
さらに、実際のテストではどういう問題が出るのか想像も付かないため、過去問題を中心に勉強することが重要とのことです。

学校での勉強はというと、教科書の内容だけを掌握していれば良いという訳ではないそうでした。
入試に出る問題は応用問題ばかりが出されているため、受験当日にビックリすることもあったようです。
基本が大切なものの、応用問題もしっかり解ける力が大切です。

但し、あまり不安がらなってしまうのもダメなようです。
試験を受けてしまって、早くスッキリしようと思う気持ちが大切です。
不安ばかりになると、どうしても緊張してしまうため、本来の力が発揮出来なくなってしまいます。
大切なことは、リラックスして試験に臨む心構えだそうです。

高校受験におけるマナー

高校受験でのマナーは、様々あります。
まず、最低限注意すべきことは、携帯電話の電源を切ることです。
そのためには、試験会場に入ったら携帯電話に触らないことが1番です。
実際に、以前あったケースでは試験中に携帯電話の着メロが流れる、というマナー違反者がいました。
ちょっとした心の油断のために、多くの受験生に迷惑をかける事になってしまいます。

さらに、英語のリスニング試験中に着メロが鳴るということもありました。
耳による受験というのは、かなりピリピリしたものなので、試験自体が台無しになってしまいます。
絶対にあってはなりませんし、携帯電話で合格出来なかったということがないように、十分に気をつけましょう。

また、受験生だけなく保護者のマナーも注意したいものです。
志望校選びでは、受験生が自らが志望校を決めることが大切です。
先生との三者面談等でよく見聞きするケースが、親が子供に志望校を押しつけるというものです。

押し付けは子供にとって大きなぷプレッシャーになりますので、アドバイス程度に留めましょう。
最終的に志望校を決めるのは、受験生本人なのです。
もし押し付けてしまうと、受験生は親に押し付けられて嫌々受験してしまうものです。
そのため、受験生が一生懸命受験に取り組むどころか、むしろやる気を失ってしまいます。

高校受験とは、子供が社会に出るための第一歩でもあります。
保護者の方々は、そうしたことも社会のマナーだと思って、黙って子供の背中を押してあげましょう。

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